漫画『キングダム』から『子育て』に関する雑感

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出張先の新大阪駅にて、たまたま立ち寄った書店で、漫画『キングダム(原泰久作、集英社 週刊ヤングジャンプ掲載)』と出会ったのは、かれこれ約半年前のことでした。

歴史好きな私としては非常に興味を惹かれましたが、かなりの超大作なので(現時点=2020年2月で、56巻まで刊行されており、しかも話は全く終わりが見えていません)若干の尻込みも。

そこで、とりあえず1巻、2巻だけお試しで買ってみました。そうしたところ見事ハマってしまい、速攻で発売されている全巻を購入の運びとなりました。

キングダムの主人公は『信』という孤児で、下僕の少年です(1巻の表紙の人物)。

あるきっかけで『信』は秦王『政』(のちの始皇帝、2巻の表紙の人物)と出会います。

そこから『信』の八面六臂の活躍と立身出世が始まります。信は秦の始皇帝の中華統一を大いに助け、後に大将軍『李信』となります。

読んでいるだけで胸が熱くなる物語で『志』『勇気』『仲間の大切さ』『リーダーシップ』など様々な学びを得ることが出来ます。

さて『キングダム』から、子育てに関して共感できる場面があったので引用したいと思います。

これは信が、父親になったばかりの政に向かって『子供がいるってどんな感じだ?』と聞いたシーンです。

それに対する政の答えが『時に不安と苛立ちと、多分に笑いを誘う困った存在だ』というものでした。

キングダムの作者である原泰久先生自らの(子育ての)実感を込めたものだと思うのですが、私も『うんうん』とうなずいてしまいました。

それにしても子育ては大変です。

何かにつけて『熱が出た』『吐いた』『怪我した』とハラハラさせられます。そしてなかなか親の思う通りには振舞ってくれません。

・朝、幼稚園に行く時間が迫っているのに、テレビばかり見てグズグズ
・引っ張り出したおもちゃの片づけが出来ずにグチャグチャ
・風呂から出ても、パジャマを着ずに裸でウロウロ

などの光景は日常茶飯事。

私はもちろん、のんびり屋の妻の目がしばしば吊り上がり気味になっています(苦笑)これらはまさに『不安』と『苛立ち』に他ありません。

でも20年後(=子供たちが巣立った後)の自分がタイムマシーンで戻って来て、イライラするような光景をこっそり見たとしたらどうでしょう?おそらく懐かしさで涙腺が崩壊してしまうはずです。

このように考えると、不思議とイライラした感情はどこかに消えて去ってしまいます。

確かに子育ては大変ではありますが、息子たちのおかげで家の中は笑顔が絶えません。本当に有難いことです。

『子育てに正解はない』と言われますが、それにしても奥が深いと感じています。

そして子供だと侮ることなかれ。『親たちの言動をよく見ているなぁ』と感じることもしばしばです。息子に注意したつもりが、思わずしっぺ返しをくらうことも(苦笑)。

例えば息子に『早く起きなさい』と言ったところ、息子から『パパこそ、いつも寝坊のくせに』と反撃されたり(苦笑)

ですから、最近では息子たちに(特に5歳の長男に対して)、何か説教めいたことを言う前に、そのことに関して、

『自分はそれが出来ているか?』

『自分はそれを言うのにふさわしい人間か?』

ということを、まず自問自答する癖がついてきました。

とにかく息子たちに立派な大人になってもらいたければ、まずは(単なる言葉ではなく)親が立派な振る舞いを見せることが大切なのだということを肝に銘じています。

先ほどの例えで言うと、最近の私は朝5時もしくは6時起きを続けています。おかげさまで一日がずいぶんと充実しているように感じています。

自分では子供を『育てている』つもりでも、子供に『育てられている』という面も大いにありそうです。

そういった意味では『教育』ではなく『共育』と言った方が良さそうですね。

このようなことを感じている今日この頃、とにかく一瞬一瞬が宝物です。本当に貴重な日々を過ごさせてもらっています。

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自称“日本一”文章を書くのが好きなふとん屋

かつてはカネボウ化粧品研究員をしていました(口紅やマスカラの処方開発担当)。現在は縁あって(婿養子)香川県で快眠寝具専門店『西部製綿株式会社』の社長をしています。自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』です。広島県出身の熱狂的カープファン。現在52歳ですが、5歳と2歳の男の子のおっさんパパ。しばらくは子育て記事がメインかも(笑)もと研究員だけあって若干理屈っぽいかもしれませんが、出来るだけ読みやすい文章を心がけています。
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