【インタイム7000】最高峰の電動ベッドを販売店の立場から独自解説

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目次
1.電動リクライニングベッドの最高峰
2.『インタイム7000』の特徴① 4モーター式
3.『インタイム7000』の特徴② ワイヤレスリモコン
4.『インタイム7000』の特徴③ キューマラインボトム
5.『インタイム7000』の特徴④ ロングサイズ(長身の方でもゆったり)
6.『インタイム7000』の特徴⑤ スタイリッシュなデザイン
7.『インタイム7000』の対応マットレス

この記事は
初出:2020年8月9日
加筆・修正:2020年12月21日
修正:2021年2月8日

1.電動リクライニングベッドの最高峰

『満を持して』と言うべきでしょう。

いよいよ当店で、パラマウントベッド社の健常者向け電動リクライニングベッド『インタイム』シリーズの最高峰『インタイム7000』を導入・展示しました。

『インタイム7000』は圧倒的な存在感と言うべきか、非常にスタイリッシュで格好の良い電動ベッドフレームです。

価格は
シングルロング 524,000円~
セミダブルロング 554,000円~
と、なかなか高価です(おそらく他社製品と比較しても最高価格)。

しかしながら物事は考え方次第。

『インタイム7000』は自動車よりも廉価です。

そして
・自動車に乗る時間よりもベッドの上で過ごす時間の方がはるかに長い
・ベッドは一生使える(自動車は10年程度で買い替え)
・なおかつ保険や車検、ガソリン代などの維持費も不要(電気代は微々たるもの)
と考えると、『インタイム7000』は決して高くはないとも言えます。

やはり『寝室を快適に過ごす』ことに重きを置く方にとっては、『インタイム7000』は十分に価格に見合った価値があると言えるのではないでしょうか。

そして『インタイム7000』は『インタイムシリーズ』の最高峰のみならず、世の中にある電動リクライニングベッドの最高峰と言っても過言ではありません。実際、国内で販売されている電動リクライニングベッドで最も高価な商品のようです。

それでは『インタイム7000』の特徴をご紹介したいと思います。

2.『インタイム7000』の特徴① 4モーター式

『インタイム7000』は『インタイムシリーズ』唯一の4モーター式です。

①『リクライニング(背上げ)』


②『フットレスト(脚上げ)』


③『ハイロー(高さ調整)』


に加えて
④『ヘッドレスト(頭上げ)』が可能です。

ヘッドレストすることで、ベッドの上で読書したり、テレビを観たりが楽になります。

これに加えて、枕の高さの微調整なども出来て、肩こりやいびき(睡眠時無呼吸)対策、あるいは逆流性食道炎にも有効なのではないかと個人的に考えています。

この点に関しては今後検証してみたいと思っています。

3.『インタイム7000』の特徴② ワイヤレスリモコン

リモコンもまた『インタイムシリーズ』唯一の『ワイヤレス仕様』です。

そして特筆すべきは『インタイム7000』はラピッドモードが選べます。

電動リクライニングベッドは、主として高齢者が使用した際の誤作動を防ぐために、あえて動きを遅めに設定しています。これによって健常者が使用した場合『遅い』と感じてしまう場合があるようです。

ラピッドモードを用いることにより、スピーディーに角度調整を行うことが出来ます。

4.『インタイム7000』の特徴③ キューマラインボトム

また『インタイム7000』には『キューマラインボトム』が採用されています。

インタイム7000

これに対して『インタイム1000』はこのような構造です。

インタイム1000

キューマラインボトムの蛇腹構造があることにより、リクライニングの際のマットレスのずれを防ぐとともに、内臓にかかる負担が50%軽減されるというデータもあるようです。

キューマラインボトムは『インタイム7000』と『インタイムコンフォート』にのみ採用されており、これらの上位モデルの重要な差別化ポイントとなっています。

5.『インタイム7000』の特徴④ ロングサイズ(長身の方でもゆったり)

『インタイムシリーズ』のベストセラー『インタイム1000』のセミシングルの場合、マットレスサイズが91×191㎝です。これだとやはり体格の良い方にとっては狭いと言わざるを得ません。

『インタイム1000』のセミダブルでも120×195㎝。これでも身長が175㎝を超える方だと、やはり窮屈に感じるはずです。

これに対して『インタイム7000』は対応マットレスサイズが
シングルロング 100×210㎝
セミダブルロング 120×210㎝
と、どちらも210㎝です。

これは長身の方にとっては嬉しいサイズと言えるでしょう。

そして『寝室を贅沢に過ごす』という観点において、ゆったりロングサイズは非常に大きな意味があるように思います。

6.『インタイム7000』の特徴⑤ スタイリッシュなデザイン

『インタイム7000』のスタイリッシュさは、他のモデルを圧倒しています。

『インタイム7000』は外観的に3モデルありますが、当店で展示しているのは『カーブウッド(イエロー)』のモデルです。このモデルが一番の売れ筋とのことです。

カーブウッド(イエロー)

スクエアウッド(レッド)

スクエアウッド(レッド)

上記2モデルは
シングルロング 640,000円
セミダブルロング 680,000円
です。

これに加えてアルミフレームもあります。

アルミ(シルバー)

アルミ(ブラック)

上記2モデルは
シングルロング 560,000円
セミダブルロング 600,000円
です。

さらにボードなしも選べます。

アルミ(ボードなし)

アルミ(ボードなし)は
シングルロング 524,000円
セミダブルロング 554,000円
です。

ただしアルミフレームに関しては、手すりを取り付けることができないので、この点はくれぐれもご注意ください。

7.『インタイム7000』の対応マットレス

先ほど述べた通り『インタイム7000』は対応マットレスのサイズが
シングルロング 100×210㎝
セミダブルロング 120×210㎝
という特殊なものになっています。

このため組み合わせて使えるマットレスが非常に限られます。

パラマウントベッドの純正マットレス『スマートスリープアクア』

スマートスリープアクア

シングルロング 130,000円
セミダブルロング 160,000円

さらには『スマートスリープ スタイルサポート』というオーダーメイド性のあるマットレスが、カタログやHPに記載されています。

スマートスリープ スタイルサポート

しかし、残念ながら『スマートスリープ スタイルサポート』は廃盤扱いです。このマットレスをオーダーメイドするためには専用の測定器が必要であったことが普及の妨げとなったようです。

ちなみに当店では『インタイムシリーズ』と組み合わせるマットレスとして、西川の『コンフォートキューブマットレス』が一番人気です。

コンフォートキューブマットレス

高密着・体圧分散のボディフロート層(上層)と高反発・高密度のベース層(下層)の2層構造。さらに表面のキューブ凹凸構造でフィット感が大幅にアップ。厚みは11㎝。『フィット感』と『反発力(寝返りの打ちやすさ)』という相反しがちな2つの要素を極めて高いレベルで両立しています。

『コンフォートキューブマットレス』についてもう少し詳しく知りたい方は、このマットレスの原型となった『フィットラボマットレス(基本構造はコンフォートキューブマットレスとほぼ同一です)』の記事をご参照ください。

実は現在、メーカー(西川株式会社)にお願いして『インタイム7000』用の『プレミアム コンフォートキューブマットレス』を作ってもらっています。

仕様や価格が分かりましたら、改めてご紹介したいと思います。

追記 プレミアムコンフォートキューブマットレス入荷しました。

シングルロング 幅100㎝×長さ210㎝×厚み12㎝ 250,000円
セミダブルロング 幅120㎝×長さ210㎝×厚み12㎝ 300,000円
となります。

かなり高価なマットレスですが、その分寝心地はVERY GOODです!

ただし完全な別注品扱いとなりますので、ご注文いただいた後、出来上がるまでに1か月以上掛かります。その点に関してはあらかじめご了承ください。

もちろんこれ以外でも、
・サイズが適合する
・床板の動きに追従するだけの屈曲性がある
という条件を満たすマットレスであれば『インタイム7000』と組み合わせて使うことが可能です。

しかしながら長さが210㎝のマットレスはほとんどないというのが実際のところです。

以上、インタイム7000のご購入を検討中の方、ご参考になさってください。

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快眠寝具専門店ふとんのせいぶ(西部製綿株式会社)は四国(香川県、愛媛県、徳島県、高知県)のほぼど真ん中に位置しています。

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四国各地からのアクセス良好
・高松中央ICより50分
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自称『日本一文章を書くのが好きな寝具店社長』

かつてはカネボウで化粧品研究員をしていました(口紅やマスカラの処方開発担当)。現在は縁あって(婿養子)香川県で快眠寝具専門店『西部製綿株式会社』の社長をしています。自称『日本一文章を書くのが好きな寝具店社長』です。広島県出身の熱狂的カープファン。現在53歳ですが、6歳と3歳の男の子のおっさんパパ。しばらくは『寝具』のことだけでなく『子育て』ネタも書くかも(笑)もと研究員だけあって若干理屈っぽいかもしれませんが、出来るだけ読みやすい文章を心がけています。
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