【マットレス】小さなお子様連れのご家庭に『マニフレックス メッシュウィング 』をお勧めする理由。
目次
1.新生活用に人気の『マニフレックス マットレス』
2.『なぜ小さなお子様連れにマニフレックスがお勧めなのか?』私の実体験に基づき解説
3.お勧めする理由① ベッドからの転落防止
4.お勧めする理由② 親子の距離感
5.お勧めする理由③ うつぶせ寝による窒息防止
6.お勧めする理由④ ふとんの継ぎ目が気にならない
7.お勧めする理由⑤ 家族構成の変化に対応しやすい
8.お勧めする理由⑥ 価格がリーズナブル
9.追記 当店一番人気『フィットラボマットレス』について
この記事は
初出:2019年2月14日
加筆・修正:2019年3月16日
修正:2021年2月8日
1.新生活用に人気の『マニフレックス マットレス』
これから新生活の季節。毎年2月後半から4月にかけて、マットレスやベッドの販売台数がぐっと伸びます。
当店では新生活用に『マニフレックスマットレス』が人気です。
イタリア製の『マニフレックスマットレス』は、私が知る限りにおいては日本国内で最初に『高反発』を謳ったマットレスであり、日本国内で流通されるようになって20年以上の歴史があります。
マニフレックスマットレスのフロアマットレス(三つ折り可能な敷きふとんタイプ)の代表的モデル『メッシュウィング』はシングルサイズ34,485円(税込み)です。
一昔前であったら敷きふとんで3万円台というと、一般生活者にとっては『高い』というイメージであったはずです。しかしながら最近世の中で出回っている『高反発』マットレスで、しっかりしたブランドのモノであれば10万円前後の価格のものが当たり前になってきています。
そのため3万円台のマニフレックス メッシュウィングはとてもリーズナブルな価格と言えるでしょう。
2.『なぜ小さなお子様連れにマニフレックスがお勧めなのか?』私の実体験に基づき解説
一般論はさておき、ここからが本題です。当店で小さなお子様連れのご家庭に『マニフレックス メッシュウィング マットレス』をおススメする理由を私たちの体験を交えてご説明します。
私たちが結婚したのが2001年のこと。最初に構えたのがダブルサイズのベッドでした。その後2012年にシングルサイズ2台に変更。ダブルサイズ1台(140㎝幅)からシングルサイズ2台(200㎝幅)にするだけで、ずいぶん寝るのが快適になりましたが、それは本記事とは直接関係のない話。しかしながらベッドのサイズの話もいつかこのブログで綴りたいと思っています。
3.お勧めする理由① ベッドからの転落防止
その後2014年に長男コースケが誕生したのを機に、私たちはベッドをやめ、フロア(敷きふとん)に切り替えました。その理由は『子供の転落防止』です。
引用『死亡したケースも 子どもに潜むベッドとソファの危険【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】』
これによると日本国内で大人用のベッドから子供が転落する事故は、医療機関から消費者庁に寄せられただけで、2010年12月から17年6月末までに計564件(0歳児457件、1歳児107件)あるとか。大部分はすり傷、打撲で済んでいますが、中には頭蓋骨骨折や頭蓋内損傷骨折などの大事に至ったケースもあるとか。そしてこの件数も消費者庁に寄せらてた数であって、転落件数自体は相当多いのではないかと思われます。
転落の最大の防止策は、幼い子供を大人用のベッドで寝させないこと。やはりベッドにするのであればベビーベッドを使うべきだと思います。
大人用のベットに転倒防止の柵を取り付けることも出来ますが、子供って寝返り打って想像もできないくらい遠くまで動くことがあります。特に暑い夏場は背中に熱がこもるので、動きが激しくなります。だからと言ってベッドの周囲を全方向柵で囲うのはかなり大変ですし、不便だと思います。
さらにyahooニュースから以下の記事を引用したいと思います。
乳児の転落、5年半で912件 ベビーベッド必ずロックを(2020年11月13日 yahoo ニュースより引用)
消費者庁は13日、乳児がベッドから転落した事故が、9月までの5年半の間に計912件も起きたとして、注意を呼び掛けた。担当者は注意点として「大人用ベッドを乳児には使わないでほしい。また、ベビーベッドも、収納扉が開いたままだと隙間に挟まって窒息することがある。扉のロック徹底を」と指摘している。
同庁消費者安全課によると、2015年1月~20年9月、大人用ベッドからの転落が722件、ベビーベッドからの転落が139件あった。
事故を防ぐため経済産業省は昨年、柵と床板との隙間について、乳児の胸部の厚みより小さい8.5センチ以下になるよう新基準を定めた。
これを見ると、ベビーベッドであっても必ずしも安心ではないようです。
4.お勧めする理由② 親子の距離感
私たちも長男が生まれた際、専用のベビーベッドを構えました。しかしながらベビーベッドを使うことは結局一度もありませんでした。
その理由は純粋に『そばで寝かせたかった(そばに置きたかった)』から。ベビーベッドで一人寝かせるよりも、同じふとんで寝かせたおいた方が、夜泣きした時に妻が授乳したり、あやしたりがしやすいから。
また子供の立場になっても、親のすぐそばで寝る方が安心できるはずです。子育てした方なら皆さんご経験あるはずですが、子供って目が覚めた時、見えるところに親の姿がないというだけで大泣きしますよね。それだけ親がすぐそばで寝てくれるというのは安心なのだと思います。
5.お勧めする理由③ うつぶせ寝による窒息防止
そこで重要なのが敷きふとんの素材です。赤ちゃんの睡眠時の事故として、うつぶせ寝による窒息も年に数件あるそうです。そのため赤ちゃん用の敷きふとんは『寝返りを打ちやすくするため、柔らかいものは避けましょう。』というのが一般的な見解です。さらには『赤ちゃんには赤ちゃん専用のふとんを』と言われています。
しかしながら私たちは長男にいわゆるベビーふとんは使わせず、私たちのふとんで一緒に寝かせました。そこで私たちが選んだのがマニフレックスでした。
高反発を謳うマニフレックスマットレスは(もちろんモデルによって寝心地が異なりますが)全般的には硬めのものが多く、メッシュウィングも当店の寝心地分類でいくと『やや硬め』に分類されます。そのため寝返りも打ちやすく、うつぶせ寝云々のリスクもかなり低いです。
6.お勧めする理由④ ふとんの継ぎ目が気にならない
もう一つ敷きふとんで気を付けなければならないのが『継ぎ目』
一般的な敷きふとんの場合、どうしても継ぎ目のくぼみが気になります。この継ぎ目が幼児の寝返りを妨げて・・・という話をごくまれに聞きます。
マニフレックスの場合、エッジがほぼ垂直なので、継ぎ目がほとんど気になりません。敷きパッドやバスタオルを上手く使えば、継ぎ目は全く気にならなくなります。これが小さなお子様連れのご家族にマニフレックスをおススメする大きな理由です。
7.お勧めする理由⑤ 家族構成の変化に対応しやすい
私たちはまずシングルを2つ並べました。これで横幅が200㎝ありますので、大人2人と幼児1人で寝るにはそれなりに十分です。
その後次男マサキが誕生したため、さすがに200㎝幅では狭くなり、1台をセミダブルに替えました。シングル+セミダブルで220㎝幅です。
さらにその後、もう1台もセミダブルに変更し、240㎝の幅で大人2人と幼児2人で寝ています。
理想としてはシングル3台だと思っています。シングル3台だと横幅が300㎝ありますので、大人2人+子供2人でもかなりゆったりしたスペースとなります。また将来的に息子が一人で寝るようになった時に、このうちの1台を与えれば良いです。もしベッドにする場合もベッドフレームの上にベッドマットレスの代わり(厚みが薄い分、マットレス上面までの高さは低くなりますが)に使うことが可能です。
8.お勧めする理由⑥ 価格がリーズナブル
このように家族構成や(子供が一人で寝るようになったり)ライフスタイルの変化に対応しやすいのが、とても嬉しいポイントではないでしょうか。しかもマニフレックスメッシュウィングだとシングル3台で約10万円で、とてもリーズナブルです。
耐久性が良いので、上手に使えば大学進学とか就職で家を離れるまで使えるかもしれません。そう考えれば3万円台の値段(シングルサイズの場合)は、全く高くないと思われませんか?
こういったお話を店頭で小さなお子様連れのお客様にお話しすると、多くの方がマニフレックスを選ばれます。
9.追記 当店一番人気『フィットラボマットレス』について
最後に付け加えますが、当店で一番人気のマットレスは『フィットラボマットレス』です。当店での販売台数も『フィットラボマットレス』が『マニフレックスマットレス』を大幅に上回っています。
にもかかわらず、本記事で『小さなお子様連れのご家庭にマニフレックス メッシュウィング マットレスをお勧め』してきたしたのは、価格の問題があります。
上にも書いた通りマニフレックス メッシュウィングはシングルサイズで3万円台。一方フィットラボ キューブKフロアマットレスは、シングルサイズで10万円です。その分寝心地等様々な点においてフィットラボマットレスが勝っているのですが、ご家族分となるとお値段が張ってしまいます。
そのため当店のお客様で、ご両親は『フィットラボマットレス』、お子様が『マニフレックスマットレス』という使い分けで購入される方が多いです。
ここまで記してきたことに関して、小さなお子様連れの方へご参考になれば幸いです。
↑快眠寝具専門店ふとんのせいぶ(西部製綿株式会社)HPへのリンク(外部リンク)↑
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