『アクティブスリープベッド』と組み合わせて使える『マットレス』に関する考察

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目次
1.お客様からのご質問『アクティブスリープベッドに使えるマットレスは?』
2.アクティブスリープベッドに使えるマットレスの条件① サイズ
3.アクティブスリープベッドに使えるマットレスの条件② 屈曲性
4.アクティブスリープベッドに使えるマットレスの条件③ 厚み
5.アクティブスリープベッドに使えるマットレスの条件④ 重さ
6.パラマウントベッド社の担当営業マンへの問い合わせ
7.結論①『アクティブスリープベッドに使えるマットレスは?』
8.結論② ご購入される販売店にしっかりとご相談ください

1.お客様からのご質問『アクティブスリープベッドに使えるマットレスは?』

先ほどお電話で『アクティブスリープベッド』に使えるマットレスに関して、ご質問を受けました。

その方がどちらお住まいなのか?はお聞きしませんでしたが、若い男性からのお電話でした。

『アクティブスリープベッドの購入を検討しているので、地元のお店で体感してきました。』

『しかしながら、アクティブスリープマットレスの寝心地が今一つ気に入りませんでした。』

『自分としてはゲルテックスマットレスやテンピュールの寝心地が気に入っています。』

『しかしそのお店の人に聞いたら、ゲルテックスマットレスやテンピュールは使えませんと言われました。』

『実際のところはどうなのですか?』

というご質問です。

ご購入を検討されてるアクティブスリープベッドのサイズを確認したところ
『シングルサイズです。』
とのことです。

私は
『テンピュールの取り扱いをしていないので、テンピュールに関してはお答えできませんが・・・』
と前置きした上で、
『ゲルテックスマットレスの薄手のタイプであれば問題ないと思います。』
とお答えしました。

私はさらに、
『ご購入後のアフターフォローの問題もあるので、私の意見だけを鵜呑みにするのではなく、実際に購入されるお店にしっかりと相談してから買ってくださいね。』
とも付け加えました。

その男性は、
『参考になりました。ありがとうございます。』
と言って電話を切られました。

今回のご質問をもとに、

『アクティブスリープベッド』と組み合わせて使える『マットレス』

に関して、私なりの考察を書いてみたいと思います。

READ  【自動運転】アクティブスリープベッドとインタイム2000iの違いを販売店の立場から独自比較

2.アクティブスリープベッドに使えるマットレスの条件① サイズ

アクティブスリープベッドは、見た目も近未来をイメージさせるデザインです。

電動ベッドフレーム本体とマットレスを、一体化させるような格好でファブリックで包んであります。

ファブリックを外してみるとこんな構造です。

樹脂の枠にマットレスがしっかりはめ込まれています。

通常のベッドフレームとマットレスの場合。

サイズが少々異なっても、見た目さえ気にしなければ、使用上の不都合はないと思います。

しかしながらアクティブスリープベッドの場合、床板が動くということもあり、ベッドの枠のサイズとマットレスのサイズが異なると不都合が生じます。

従って、
シングルサイズ 97×195㎝
セミダブル 120×195㎝
というのが、使用可能なマットレスのサイズということになります。

またゲルテックスマットレスやウレタンマットレスなど、ある程度素材に伸縮性がある場合は、数㎝大きい程度であれば使用可能だと思います。

一方、数㎝小さい場合は入りますが、マットレスがずれやすくなると思います。

3.アクティブスリープベッドに使えるマットレスの条件② 屈曲性

アクティブスリープベッドは電動ベッドですから、背上げ、足上げという動作が行われます。

そのため、マットレスには屈曲性が必要となります。

いくらマットレスのサイズが適合しても、普通のスプリングマットレスなどでは、マットレスが浮き上がったり、ずれたりしてしまいます。

またウレタン系のマットレスであっても、例えば当店で扱っているマニフレックスマットレスなどは、素材的に硬いので、屈曲性にやや劣り、相性は良くないと言えます。

そういった意味では、パラマウントベッド社の純正マットレスである

・スマートスリープベーシックマットレス
・スマーススリープアクアマットレス
・アクティブスリープマットレス

はその点を考慮して作られたマットレスです。

また今回お問い合わせの、ゲルテックスマットレスに関しては、高い屈曲性を有している(純正マットレスよりもむしろ屈曲性が高い)ので、問題ないと言えます。

READ  【ゲルテックスマットレス】販売店の立場から徹底解説してみました|新モデル『クオンタムタッチ』対応

4.アクティブスリープベッドに使えるマットレスの条件③ 厚み

アクティブスリープベッドのファブリックを外して、頭側から撮影してみました。

マットレスをはぐってみます。

背中部分にアクティブスリープアナライザーというセンサーが取り付けてあります。

このアクティブスリープアナライザーが、使用者の『心拍』『呼吸』『体動(寝返り)』をモニタリングし、『覚醒』あるいは『睡眠の深さ』を評価しています。

こういったモニタリングをするためには、当然センサーと使用者の距離がある程度近い必要があります。このためマットレスの厚みが問題となります。

アクティブスリープベッドの公式HP(https://activesleep.jp/)の『よくある質問』から引用します。

Active Sleep ANALYZERを使用できるマットレスに条件はありますか?

・幅100㎝以下の場合:厚さ20㎝以下のマットレスや敷布団など。
・幅101-120cm以下の場合:厚さ16cm以下のマットレスや敷布団など

※ただし以下の使用条件だと、測定できない恐れがあります。
・2人以上で寝たり、ペットと寝て使用する場合
・振動がある環境に設置して使用する場合
・平らでない面、柔らかい面(マットレスの上など)に設置して使用する場合

これによると、
幅100㎝以下の場合(シングルがこれに当てはまります)の場合『厚さ20㎝以下』
幅101㎝~120㎝以下の場合(セミダブルがこれに当てはまります)の場合『厚さ16㎝以下』
とあります。

これを見ると、
『なぜ、シングルとセミダブルで厚みが違うの?』
という疑問が浮かびませんか?

5.アクティブスリープベッドに使えるマットレスの条件④ 重さ

ここでマットレスの重さが関係してきます。

セミダブルの方がマットレスの幅が広い分、重量的にシングルよりも重くなってしまいます。このことにより、セミダブルの方の条件を厳しめに設定しているようです。

つまり使用者の体動(寝返り)をモニタリングする際に、マットレスが重くなるほど精度が落ちるという側面があるようです。

こういった点を考慮に入れて、アクティブスリープベッドと一緒に使えるマットレスの厚みとして、パラマウントベッド社は

幅100㎝以下の場合(シングルがこれに当てはまります)の場合『厚さ20㎝以下』
幅101㎝~120㎝以下の場合(セミダブルがこれに当てはまります)の場合『厚さ16㎝以下』

という一つの基準を設けているのだと思います。

これらを総合すると、
①使用するマットレスの厚みが厚い場合
②使用するマットレスの重量が重い場合
アクティブスリープアナライザーのモニタリングの精度が落ちる傾向があると解釈できます。

この点に関して、パラマウントベッド社の担当営業マンにより詳しく問い合わせてみました。

6.パラマウントベッド社の担当営業マンへの問い合わせ

やはり、パラマウントベッド社の担当営業マンの見解も、当然公式HPの『よくある質問』に対する回答である、

幅100㎝以下の場合(シングルがこれに当てはまります)の場合『厚さ20㎝以下』
幅101㎝~120㎝以下の場合(セミダブルがこれに当てはまります)の場合『厚さ16㎝以下』

と同様の答えでした。

これに関しては、当然と言えば当然の話であって、同社の公式見解と、担当営業マンの見解が異なっているはずはありません。

もう少し踏み込んだ質問をしてみたところ、やはり他社のマットレスで、上記の基準を超えたマットレスを使用した場合に、アクティブスリープアナライザーのモニタリングに問題が生じたとしても、メーカーとして如何ともしがたい(購入者の自己責任)とのことでした。

そしてこれまた当然の話ではありますが、パラマウントベッド社が、他社のマットレスに一つ一つに関して、アクティブスリープベッドと組み合わせて使用しても問題ないかどうかを、検証しているはずはありません。

やはり、『他社のマットレスとの組み合わせの使用に関しては、ある程度自己責任でお願いします』というスタンスは持っているようです。

7.結論①『アクティブスリープベッドに使えるマットレスは?』

以上のことから、アクティブスリープベッドに使えるマットレスとして、パラマウントベッド社の純正のマットレスである

・スマートスリープベーシックマットレス
・スマーススリープアクアマットレス
・アクティブスリープマットレス

は当然挙げられます。

これに加えて、当店でメインで扱っている
①フィットラボマットレス
②マニフレックスマットレス
③コンフォートキューブマットレス
④ゲルテックスマットレス
に関して、アクティブスリープベッドとの組み合わせて使えるかどうか?を私なりに考察してみます。

これ以外の、当店で取り扱いのないマットレスに関しては、無責任なことが言えませんので、言及を控えたいと思います。

①フィットラボマットレス

フィットラボマットレスに関しては、屈曲性の面(屈曲性にやや劣る)で、やや相性が悪いと思います。使えないとは言いませんが、私としてはお勧めしません。

READ  【マットレス】社長の惚れた逸品『フィットラボマットレス』

②マニフレックスマットレス

フィットラボマットレスと同様に、屈曲性の面(屈曲性にやや劣る)で、私としてはお勧めしません。

READ  【マニフレックスマットレス】販売店の立場から、客観的に徹底解説してみました

③コンフォートキューブマットレス

コンフォートキューブマットレス(西川製)は、①のフィットラボ キューブKマットレスをもとに、電動ベッド用にアレンジしたマットレスです。

①サイズ
②屈曲性
③厚み
④重さ
全ての条件をクリアしています。

シングル 97×195×10㎝ 143,000円(税込)
セミダブル 120×195×10㎝ 181,000円(税込)

強いて問題点を挙げるとすれば、厚みが10㎝と薄いために、アクティブスリープベッドと組み合わせてファブリックで包んだ際に、やや貧相に見えるかもしれません。

④ゲルテックスマットレス

ゲルテックスマットレスには5グレードあります。

ゲルテックス クオンタム180 ⇒厚み18㎝
ゲルテックス クオンタム200 ⇒厚み20㎝
ゲルテックス クオンタム220 ⇒厚み22㎝
ゲルテックス クオンタム240 ⇒厚み24㎝
ゲルテックス クオンタム260 ⇒厚み26㎝

READ  【ゲルテックスマットレス】販売店の立場から徹底解説してみました|新モデル『クオンタムタッチ』対応

これにパラマウントベッド社の基準
幅100㎝以下の場合(シングルがこれに当てはまります)の場合『厚さ20㎝以下』
幅101㎝~120㎝以下の場合(セミダブルがこれに当てはまります)の場合『厚さ16㎝以下』
を当てはめると、

シングルサイズの
ゲルテックス クオンタム180(厚み18㎝)
ゲルテックス クオンタム200(厚み20㎝)
は基準内ということになります。

これに加えて、先ほど問い合わせたパラマウントベッド社の担当営業マンは、ゲルテックスマットレスの重さを懸念されていました。

この点に関しては、
シングル ゲルテックス クオンタム180⇒重さ17.0㎏
シングル ゲルテックス クオンタム200⇒重さ20.0㎏
となります。

これをパラマウントベッド社の純正マットレスと比較してみます。

シングル スマートスリープベーシック マットレス ⇒重さ約17㎏
セミダブル スマートスリープベーシック マットレス ⇒重さ約21㎏

シングル スマートスリープアクア マットレス ⇒重さ約17.5㎏
セミダブル スマートスリープアクア マットレス ⇒重さ約20㎏

シングル アクティブスリープ マットレス ⇒重さ約15㎏
セミダブル アクティブスリープ マットレス ⇒重さ約17㎏

これらを比較すると、
シングル ゲルテックス クオンタム180⇒重さ17.0㎏
シングル ゲルテックス クオンタム200⇒重さ20.0㎏
ともに、パラマウントベッド社の純正マットレスの重量の範囲内ということになります。

以上のことから、
シングル ゲルテックス クオンタム180
シングル ゲルテックス クオンタム200
に関しては、

パラマウントベッド社の基準に照らし合わせて、アクティブスリープベッドと組み合わせて使用することに関して差し支えないと言えます。

8.結論② ご購入される販売店にしっかりとご相談ください

では、
『これ以外のゲルテックスマットレスは使えないのか?』というと、そこまで明確な線引きが出来るようなものではない(超えたからすなわちNGではないのでは?)と、私個人は考えています。

ただやはり、万が一問題が生じた場合のパラマウントベッド社の対応(アフターフォロー)を考えた場合、ご購入を慎重に検討された方が良いと思います。

以上の点を踏まえて、
・アクティブスリープベッド
・同社(の純正マットレス)以外のマットレス
の組み合わせでご購入される場合、

この記事はあくまでも参考に留めてください。

そして、実際にご購入される販売店にしっかりと相談されることをお勧めします。

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快眠寝具専門店ふとんのせいぶ(西部製綿株式会社)は四国(香川県、愛媛県、徳島県、高知県)のほぼど真ん中に位置しています。

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自称『日本一文章を書くのが好きな寝具店社長』

かつてはカネボウで化粧品研究員をしていました(口紅やマスカラの処方開発担当)。現在は縁あって(婿養子)香川県で快眠寝具専門店『西部製綿株式会社』の社長をしています。自称『日本一文章を書くのが好きな寝具店社長』です。広島県出身の熱狂的カープファン。現在53歳ですが、6歳と3歳の男の子のおっさんパパ。しばらくは『寝具』のことだけでなく『子育て』ネタも書くかも(笑)もと研究員だけあって若干理屈っぽいかもしれませんが、出来るだけ読みやすい文章を心がけています。

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