【自己紹介】自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』への道(パート1)

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  • 目次
    1.自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』自らを語る
    2.子供の頃、国語の授業で作文を書かされるのが“超“苦手でした
    3.サラリーマン時代に受けたカルチャーショック
    4.そんな私が文章を書くのが好きになったワケ

1.自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』自らを語る

初めまして・・・ふとんのせいぶ(西部製綿株式会社)の社長 兼 快眠マイスター『石川克幸』です。

私は『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』を自称しています。
“自称”とは言いつつ、おそらく誰からもクレームはつかないのではないかと思います(笑)
周囲の人からは『いっそのことふとん屋を辞めて、物書きとかコンサルタントの仕事をやったら』なんて言われることもあります。
でもふとん屋という仕事があって、そこでお伝えしたいことを表現するための手段として文章を書いているのであって、もしこれが仕事の全てになってしまったら、しんどくて続けてはいられないと思っています。

ともあれ、このブログで自己紹介するにあたり、
自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』への道と題して、
いろいろなエピソードをを点と線でつないでみたいと思います。

 

2.子供の頃、国語の授業で作文を書かされるのが“超”苦手でした

まずは私の小学校5年生の時の作文を、お恥ずかしながらご披露したいと思います。

石川(藤本)克幸小学校の時の作文

タイトルは『東洋工業見学記』とあります。

東洋工業(現在のマツダ)の工場見学をさせていただいた際の感想文で、原稿用紙で4枚のボリュームです。
ちなみに『藤本克幸』は私のかつての苗字です。
私は広島県呉市の出身です。言うまでもなくマツダは広島にある大手自動車メーカー、そして私の実家の父親はマツダのサラリーマンでした。

 

まず冒頭をご紹介します。

石川(藤本)克幸小学校5年生の作文1

学校の校門から下へ下ってバスをまっていたらきました。
バスガイドさんが、とてもおもしろかったです。
呉の中をとおって、それからしばらくしたら、下うけ工場がありました。
東洋工業につきました。
しばらくまっていたら、案内のおじさんが、こられました。
東洋大はしをわたった。

 

箇条書きのような駄文ですねぇ。
リズム感が悪く、下手な文章の見本と言っても良さそうです。
語尾も『ですます調』が続くのに、最後だけは『わたった』と『である調』になっており統一されていません。
しかも最後の東洋大“はし”は、きちんと“橋”と漢字で書きたいものです。
いくら小学校5年生とは言え、これはかなり情けないです(苦笑)

 

この後もダラダラとやる気のない文章が続きます。
そして極めつけに最後の部分をご紹介します。

石川(藤本)克幸小学校5年生の時の作文

思ったこと、感じたこと
中は、とてもうるさかったです。
決まった仕事をしていればいいのだから、かんたんだと思いました。

 

何という上から目線で、何と失礼な文章なのでしょう(汗)
工場見学させていただいた事に対する感謝の気持ちがまったく感じられません。
これは文章力というよりも、人間性の問題と言わざるを得ません(苦笑)

 

工場見学の作文って、案内してくださった方のところに、先生のお礼状と一緒にコピーが送られたりするじゃないですか。
もしそうだとすると、東洋工業さんにはとても失礼なことをしたものです。
時効とは言え冷や汗ものです(苦笑)

 

こんな調子で、作文は超苦手でした。
そして作文嫌いはそのままずっと継続し、中学校、大学、大学院、そしてサラリーマンになっても相変わらずでした。

 

 

3.サラリーマン時代に受けたカルチャーショック

サラリーマンになったら『報告書』なるものを書く必要性に迫られます。
もうこれは好き嫌いなどとは・・・言っておられません。
入社2年目頃の話です。私なりに考えて報告書を書いたところ、直属の上司からこう言われました。

報告書のイメージ写真

『報告書というものは一目見て何が書いているか分かるようにしないとダメだ。』

『まずは冒頭に結論を書け。』

『それからその結論に至った根拠を書け。』

『それが社会人の(プロのだったかな?)の文章というモノだ。』

 

真っ赤に添削された通りに直してみると、はるかに分かりやすい報告書になったので、悔しかったですけど、とても勉強になりました。

 

次の機会の話です。

 

前回の反省を生かして最初にバシッと“結論”を明記した報告書を作り、直属の上司のところに意気揚々と持っていきました。
『これなら文句ないでしょ!』のノリでした。

そうしたところ、
今度は私の想像をはるかに超えるコメントが返ってきたのです。

 

『結論が強すぎる』

『もうちょっとぼかした書き方にしておかないと、何かトラブルや問題が生じた時に、他部署の人間からこの報告書を盾に突っ込まれたら、墓穴を掘るぞ。』

『そうなったらお前は責任とれるのか?』

『全文書き直し!』

まさにサラリーマンの世界の大人の事情というヤツを目の当たりにして、この時ばかりはマジで眩暈(めまい)がしそうになりました。そして改めてこう思いました。

『俺やっぱ文章書くの嫌いだわ~(涙)』

 

4.そんな私が文章を書くのが好きになったワケ

 

それは全く予期せぬ形でやってきました。
上の写真がそのきっかけに関連しています。
ちなみに私は前列右端です。年の頃は30歳代前半。今と比べて随分と若いですねぇ。

【自己紹介】自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』への道(パート2)に 続く

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自称『日本一文章を書くのが好きな寝具店社長』

かつてはカネボウで化粧品研究員をしていました(口紅やマスカラの処方開発担当)。現在は縁あって(婿養子)香川県で快眠寝具専門店『西部製綿株式会社』の社長をしています。自称『日本一文章を書くのが好きな寝具店社長』です。広島県出身の熱狂的カープファン。現在53歳ですが、6歳と3歳の男の子のおっさんパパ。しばらくは『寝具』のことだけでなく『子育て』ネタも書くかも(笑)もと研究員だけあって若干理屈っぽいかもしれませんが、出来るだけ読みやすい文章を心がけています。
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