【自己紹介】自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』への道(パート6)

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あなたにとってふとん(寝具)は単に寝るための道具ですか?

実はかつての私もそうでした。35歳までサラリーマンだった私。ふとんに対する思い入れは皆無。なおかつ休日前には2時や3時まで起きているのは当たり前。今にしてみると眠りをかなり粗末に扱っていたと思います。でもまだ若かったから平気でした。そんな私が、ふとん屋の娘である妻と結婚し、“嫁入りふとん”で寝た時の『ふとんってこんなに気持いいんだぁ♪』という感動が、私の原点です。

現在私は51歳。非常に質の良い眠りがとれていると思います。何故なら自分に合ったふとん、枕、マットを使っているから。そして最近は子供たちのお付き合いで夜早く寝るようになったから。お客様に質の良い眠りと寝具の大切さをお伝えするためには、まずは自らがその体現者でなくてはなりません。

そういった自らの体験に基づく寝具選びのポイント、あるいは自分が惚れ込んでいる寝具のご紹介を、店頭はもちろん、ダイレクトメール(DM)を通じてお得意様に情報発信する・・・ということを入社以来15年あまり、休むことなく継続してきました。多い年には毎月1回、今でもだいたい2か月に1回の頻度です。お送りしたDMの総数は100通を超えています。

ブログのタイトルの通り、私は自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』です。一応“自称” としていますが、おそらくどこからもクレームがつかないのではないかと思っています。

『西部製綿株式会社 代表取締役』という肩書からすると『経営者』ということになるのでしょうが、私は自分のことを『経営者』でも『商売人』でも、ましてや『職人』でもなく『芸術家』タイプだと思っています。  

世間一般的な定義において、DMは『販促物』ということになるのですが、そんな私にとってはむしろ『作品』という意味合いの方が強いです。ですから『売れる』ことはもちろん重要ですが、それ以上にお客様から『面白かった。』『楽しかった。』と言っていただけることを重視しています。DMを作ってみて『今回は売り込みが強すぎるかな?』と感じて、商品情報を削ってプライベートネタに置き換えることもしばしばです。

おかげ様でDMをお送りすると、多くのお客様から『いつも楽しみにしています。』『隅々まで見ています。』とおいうお声を頂戴し、そのお声を励みに毎回しんどい思いをしながら『作品』作りをしています。

またこのブログに関しても、商品そのものの情報よりも、むしろ私自身の考え方や人となりをお伝えできればと思っています。それとこれからしばらくは子育て記事がかなり多いと思います。

いつも書いていることですが、私は『商売とは人の営みである以上、単に売り買いを仲介するだけではなく、そこには商売する者の人生観が投影されなければならない。』と考えています。そしてそんな私に共感いただける方に当店をご利用いただければ嬉しいです。

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自称『日本一文章を書くのが好きな寝具店社長』

かつてはカネボウで化粧品研究員をしていました(口紅やマスカラの処方開発担当)。現在は縁あって(婿養子)香川県で快眠寝具専門店『西部製綿株式会社』の社長をしています。自称『日本一文章を書くのが好きな寝具店社長』です。広島県出身の熱狂的カープファン。現在53歳ですが、6歳と3歳の男の子のおっさんパパ。しばらくは『寝具』のことだけでなく『子育て』ネタも書くかも(笑)もと研究員だけあって若干理屈っぽいかもしれませんが、出来るだけ読みやすい文章を心がけています。
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