【オーダーメイド枕】販売ランキングで10年連続全国表彰いただきました
- 目次
1.14年前『オーダーメイドの枕なんて、やっても売れるワケがない』
2.田舎の小さなお店が、おかげ様でこのたび10年連続全国表彰いただきました
3.『世の中に数多くあるオーダー枕の中で一体どれが良いの?』に対する私なりの答え
4.『100点満点は取れなくても、100%の努力をします』宣言
1.14年前『オーダーメイドの枕なんて、やっても売れるワケがない』
当店で快眠ひろば(ブランド名:フィットラボ、メーカー:西川リビング)のオーダーメイド枕をスタートしたのが2004年のことです。『枕』が『オーダーメイド』できるなんて、世間でほとんど認知されていなかった時代です。
私が『オーダー枕をやりたい』と言ったところ、社内はもちろん、西川の担当営業マンまで
『オーダーメイドなんて面倒くさいことやっても無駄。』
『田舎で1万5千円(当時)もする枕が売れるはずがない。』
と猛反対されるありさま。
私が西部製綿に入社して1年しか経っていなかったこともあり、それはまるで
『ドシロウトがワケの分からんことを言いだした。』
と・・・社内外からバカ扱いされているような状況でした。
それでも私は、何が何でもオーダー枕をやりたかったので、周囲を粘り強く説得して、何とかスタートにこぎ着けました。
オーダー枕を『どこもやっていない』『誰も知らない』ということは、知ってもらえさえすれば、選んでもらえるということ。ドシロウトなりにDMやチラシ、ホームページを自作してゆきました。その甲斐あってスタートダッシュに成功することができましたが、今から考えるとそれは古き良き“フロンティア(開拓者)”の時代でした。
2.田舎の小さなお店が、おかげ様でこのたび10年連続全国表彰いただきました
その後、快眠ひろば販売ランキング(オーダー枕+フィットラボマットレスの販売数量)による表彰制度がスタートしたのが2008年のことです。おかげ様でこのたび10年連続全国表彰して頂くことができました。ちなみに10年間皆勤賞で表彰(5位以内)されているのは全国でも当店だけです。
快眠ひろばシステムを提供くださっている西川リビングの方からいつもこう言われています。
『快眠ひろばのオーダー枕をやっているお店の中でも、立地的に最も恵まれていないのは西部製綿さんです。』
『そんな立地にもかかわらず、よく頑張っておられますね。』
『これからも全国のお店を引っ張っていってくださることを期待しています。』
このように言っていただけるのは、私としても大きな励みになりますし、実際に私がこれまで培ってきた接客・販売ノウハウは、全国の快眠ひろばの仲間のお店には惜しげなくお伝えしています。
3.『世の中に数多くあるオーダー枕の中で一体どれが良いの?』に対する私なりの答え
しかしながら最近はオーダー枕ブームというべきかオーダー枕を販売するところが増えてきました。
売る側にとっては歓迎したくない状況ではありますが、これはまさに“市場原理”としか言いようのない部分でして、一般消費者にとってみると選択肢が増えるのはもちろん素晴らしいことではあります。このような状況ですから、世間一般の方の中で『世の中に数多くあるオーダー枕の中で、一体どれが良いの?』と思っておられる方も多いはずです。
香川県内だけでも『オーダーメイド』を謳う『枕』は10店舗近くあるのではないかと思います。中には立地抜群のショッピングモールに店を構えている大手のチェーン店もありますので、当店は一番『田舎』の『小さな』お店と言えるでしょう。
取り扱っている枕そのものに関しては、価格はもちろん、形状や素材、測定方法など様々で、私はその全てを把握しているワケではありませんので、それらの優劣を安易に論じるべきではない(安易に『ウチの方が良い』というべきではない)と思っています。
しかしながら、その中で『オーダーメイド枕に対して一番真剣に取り組んでいるのは当店である』ということだけは、断言しても差し支えないと思います。特にアフターフォローに対する取り組みに関してはどこにも負けていないはずです。
この点に関しては、先ほど申し上げた『田舎』の『小さな』お店という当店の弱みが、逆にお客様に対する強みになるのではないでしょうか。田舎の小さなお店だからこそ、お客様一人ひとりに対して時間を掛けてじっくり向き合うことができ、きっちりとコミュニケーションを取ることができ、きっちりとアフターフォローできるのだと思います。
4.『100点満点は取れなくても、100%の努力をします』宣言
オーダーメイドの枕は体型を測って合わせたからといって、それで誰にも完璧に合うという簡単なモノではありません。14年間で約4,500人の方にお作りしてきましたが、中には何度も何度も高さ調整をして、それでもなかなかご満足いただけなかったような事も正直申し上げてあります。“でも”と言うべきか、“だからこそ”と言うべきか、完璧を目指す姿勢だけは忘れてはならないと思っています。
最近ある経営者の方から印象的な言葉を聞きました。『100点満点を取るのは無理でも、お客様を喜ばせるために100%の努力をすることは出来る。』この文章を書きながらその言葉を思い出しました。しっかりと胸に刻みたいと思います。
今回のことを節目に、これまで以上にオーダー枕はもちろん、いろいろなことに真剣に取り組みたいと思っています。特に買っていただいた後の『アフターサービス』に関しては注力していきたいと考えております。
どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。
↑快眠寝具専門店ふとんのせいぶ(西部製綿株式会社)HPへのリンク(外部リンク)↑
More from my site
自称『日本一文章を書くのが好きな寝具店社長』
最新記事 by 自称『日本一文章を書くのが好きな寝具店社長』 (全て見る)
- 『アクティブスリープベッド』と組み合わせて使える『マットレス』に関する考察 - 2021年2月16日
- 『インタイムコンフォート』と『インタイム1000』の比較論~実際のお客様事例をもとに、分かりやすく解説しました~ - 2021年2月14日
- 【納品事例】インタイム1000を神奈川県横須賀市にお届け - 2020年12月13日